ZINE / tame vol.3 「流れる」
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tame vol.3 「流れる」
—速すぎる世界で、自分のリズムを「溜める」。自然と社会の狭間で呼吸するための記録。
【作品について】
「気づいたら、流れている。止めようとしても、止まらないものばかり。」
tameシリーズ第三弾のテーマは「流れる」です。
効率やスピードばかりが求められる現代社会。その奔流に飲み込まれ、自らの「固有のリズム」を見失いそうになることはありませんか?
本作は、昭和歌謡のメロディに宿る郷愁から、白球が描く放物線の静寂、そして土を耕し、山で命と向き合う狩猟の現場まで、著者が日常の中で見出した「さまざまな流れ」を解剖したエッセイ集です。流されるのではなく、その流れの中に「留まる(tame)」ことで見えてくる景色を、一冊の表現として編み上げました。
【収録内容のキーワード】
記憶の深流: 昭和歌謡や過去の断片が、なぜ今も私たちの心を揺さぶり、流れ込んでくるのか。
人間以外の時間: 樹木が枝を伸ばし、岩が水に削られる。数十年、数百年という単位で流れる自然の法則に身を委ねること。
土の上で生きる: 自転車で山へ向かい、畑を耕す。自分の足で漕ぎ、土にまみれることでしか得られない「本物の手応え」。
淀みを整える: 荒れた土地を耕すことは、自分の内側にある荒野を整えること。内なる淀みを流し、再び歩き出すための儀式。
【作者(私)より】
「流れる」という言葉には、あきらめと救いの両方が含まれています。
川の水が淀めば濁るように、私たちの生命も動き続けることで純度を保ちます。けれど、それは単に社会のスピードに合わせることではありません。
自然という大きな流れの一部となり、自分だけの「間(溜め)」を持つこと。
社会の流れに翻弄され、息苦しさを感じているすべての人へ。この本が、あなた自身の「流れ」を取り戻すための止まり木になれば幸いです。
